富士通、「SPARC M10」でミツカングループ経営情報の処理時間を12分の1に短縮

2014年3月28日 14:29

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ミツカングループの情報系システムインフラ概要図

ミツカングループの情報系システムインフラ概要図[写真拡大]

 富士通は28日、ミツカングループの情報系システムのインフラに、UNIXサーバ「SPARC M10(スパーク エムテン)」を導入し、本稼働させたと発表した。

 「SPARC M10」とフラッシュカード、ディスクストレージ「FUJITSU Storage ETERNUS DX 100 S3」などを組み合わせ、従来と比較し、検索時間は最大12分の1となり、また、検索範囲期間が長い大量のデータ分析の対応が可能となったという。

 ミツカングループの情報系システムは、基幹システムの販売実績データと連携し、国内売上、利益など定量的な業績情報を収集し、一元管理しているシステム。営業600名に加えて、経営管理部門なども含め合計で約1,000名が利用しており、営業は、毎日、商品・顧客・組織の3つの軸で売上などの業績情報を確認している。

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