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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノは高値更新の展開、事業環境良好で上値追い
アンカー大手のサンコーテクノ <3435> (JQS)の株価は高値更新の展開だ。足元は目先的な過熱感で3月高値から一旦反落したが、中期的に事業環境は良好であり、上値追いの流れに変化はないだろう。
ファスニング事業(あと施工アンカーなど)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類であり、需要は震災復興・耐震補強工事、老朽化インフラ補修・更新工事など建設工事の増加が追い風となる。太陽光発電関連商材もメガソーラーの増加が追い風であり中期的に事業環境は良好だ。
今期(14年3月期)連結業績見通し(2月14日に2回目の増額修正)は売上高が前期比10.9%増の167億60百万円、営業利益が同44.1%増の12億50百万円、経常利益が同42.8%増の12億円、そして純利益が同60.2%増の7億10百万円としている。ファスニング事業であと施工アンカー、リニューアル事業で太陽光発電関連商材など、主力商品の受注が高水準に推移する。増収効果に加えて、高付加価値製品の好調や販管費の抑制なども寄与する。
大幅増収増益だった第3四半期累計(4月~12月)の進捗率は、売上高が74.2%、営業利益が85.1%、経常利益が86.7%、そして純利益が87.2%と高水準である。人手不足による工事施工遅れに注意が必要となるが、公共投資関連で第4四半期(1月~3月)の構成比が高いことを考慮すれば、通期3回目の増額修正が濃厚だろう。
株価の動きを見ると、2月の1900円~2000円近辺での短期モミ合いから上放れて1月高値2221円を突破し、3月18日には2520円まで上値を伸ばした。足元は目先的な過熱感を強めて一旦反落したが、2300円近辺で早くも反発の動きを強めている。好業績を評価する流れに変化はないだろう。
3月24日の終値2301円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS174円47銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS1757円28銭で算出)は1.3倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。短期的な自律調整を挟みながら上値を追う展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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