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17日の香港市場概況:4日続落も下値は限定的、本土株高が下支えに
*17:30JST 17日の香港市場概況:4日続落も下値は限定的、本土株高が下支えに
17日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4営業日続落となり、前営業日比65.54ポイント安(-0.30%)の21473.95で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同34.39ポイント高(+0.37%)の9333.03、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同10.71ポイント安(-0.27%)の3966.51だった。
ハンセン指数は終日軟調に推移。16日に行われたウクライナ南部クリミア自治共和国の住民投票でロシアへの編入承認がほぼ確実な情勢となり、これに対する欧米の追加制裁に警戒感が強まった。ただ、この日の中国本土市場が都市化計画の発表で上昇したこともあり、下値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)が17日付で人民元の対米ドル相場の変動幅を拡大したことで、金融政策の柔軟性が増したとの見方も下支えとなった。
ハンセン指数の構成銘柄では、テンセント(00700/HK)が3.10%続落。バーチャルクレジットカード業務の差し止め報道が引き続き嫌気されたほか、アリババ・グループが米上場を準備との報道も売り手掛かりとなった。昨年来のテンセントの株価好調については、アリババの香港上場による連れ高への思惑も一因となっていた。
このほか、新世界発展(00017/HK)が5.56%安。先週発表した新世界中国地産(00917/HK)の非公開化と増資計画を受け、UBSでは投資判断を2段階引き下げている。半面、中国石油化工(00386/HK)が1.37%高。アリババが同社の石油販売事業に出資する可能性が伝わった。また、昼休み時間に好決算を発表した華潤電力控股(00836/HK)が4.30%値を上げた。
その他の個別銘柄では、安徽コンチセメント(00914/HK)など建材セクターが高い。中国の国務院(内閣に相当)は16日、2020年までの都市化計画を発表。これにより建材需要が拡大するとの期待につながっている。このほか、業績回復への期待感から中国動向集団(03818/HK)などスポーツ用品セクターも総じて堅調だった。《KO》
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