【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトHDは調整最終局面、成長力評価し押し目買い好機

2014年3月14日 09:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ECサイト構築ソフトのソフトクリエイトホールディングス <3371> の株価は、1月高値から反落して水準を切り下げたが、調整のほぼ最終局面だろう。株主優待を考慮した総合利回りも高水準だ。ネット通販市場拡大が追い風であり、中期成長力を評価して押し目買いの好機だろう。

  ECソリューション事業(ECサイト構築ソフト「ecbeing」の販売からECサイト構築・運用支援、ECプロモーションまでの総合サービス)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフトの販売)、物品販売事業(法人向けIT機器の販売)も展開している。

  顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築・運用支援・プロモーションサービスまで総合的なサービスを提供していることが強みだ。ECサイト構築実績は前期までの累計で国内断トツ首位の750社超に達している。ECサイト構築実績の積み上げに伴ってストック型収益が拡大基調であり、Webプロモーション(ネット広告)分野などデジタルマーケティング市場にも積極展開する方針だ。アライアンス戦略では13年5月に日本ユニシス <8056> と資本・業務提携、13年9月に東芝テック <6588> と業務提携した。

  今期(14年3月期)連結業績見通しは前回予想(5月9日公表)を据え置いて、売上高が前期比12.5%増の113億円、営業利益が同24.2%増の13億59百万円、経常利益が同10.1%増の13億80百万円、純利益が同10.0%増の7億10百万円としている。機能を向上させた「ecbeingプラスワンシリーズ」も寄与してECサイト構築ビジネスの新規顧客開拓が進み、リスティング広告・SEO対策などのプロモーションサービスの拡大も寄与する。

  増収効果で開発費、広告宣伝費、人件費などの先行投資負担、データセンター移転関連の特別損失計上を吸収する。第3四半期累計(4月~12月)の進捗率は売上高が72.7%、営業利益が72.1%、経常利益が72.8%、純利益が68.7%と概ね順調な水準であり好業績が期待される。ネット通販市場は拡大基調であり、国内首位のECサイト構築実績を武器として中期的な成長期待も高まる。

  株価の動きを見ると、1月高値1169円から利益確定売りで反落し、全般地合い悪化も影響して水準切り下げの展開となった。自己株式取得が1月31日に終了したことが売りに繋がった可能性もあるだろう。3月5日には830円まで調整した。ただし足元は840円~850円近辺で推移して下げ渋り感を強めている。調整のほぼ最終局面だろう。

  3月13日の終値840円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS52円29銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS401円55銭で算出)は2.1倍近辺である。株主優待制度(毎年3月末および9月末時点の株主に対して、所有株式数に応じてクオカードを贈呈)も考慮すれば総合利回りは高水準だ。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、52週移動平均線が接近して反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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