【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は押し目買い好機、2%台の配当利回りにも注目

2014年3月12日 09:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  新和内航海運 <9180> (JQS)の株価は全般地合い悪化の影響を受けたが、好業績を評価する流れに変化はなく、期末一括で2%台後半の配当利回りも注目材料だ。足元の調整局面は押し目買いの好機だろう。

  NSユナイテッド海運 <9110> の子会社である。鉄鋼メーカー向けの原料炭・石灰石・鋼材、電力向けの石炭、建設向けのセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業やLPGタンクローリー等輸送事業なども展開している。

  今期(14年3月期)連結業績見通しは前回予想(10月25日に2回目の増額修正)を据え置いて、売上高が前期比8.0%増の205億80百万円、営業利益が同56.2%増の18億30百万円、経常利益が同49.8%増の17億60百万円、純利益が同41.0%増の11億円の大幅増益見込みとしている。

  内航海運事業、港湾運送事業とも主要荷主である鉄鋼関連、セメント関連、石炭火力発電関連、震災復興関連の貨物輸送量が高水準であり、増収効果、運行効率向上効果、諸経費圧縮効果などで燃料価格上昇などを吸収する。通期見通しに対する第3四半期累計(4月~12月)進捗率は売上高が75.0%、営業利益が76.5%、経常利益が77.0%、純利益が83.8%と順調な水準であり、通期3回目の増額の可能性もあるだろう。

  株価の動きを見ると、好業績を評価して1月31日に昨年来高値660円を付けたが、全般地合い悪化の影響で急反落し、2月4日に503円、2月6日に511円まで調整する場面があった。ただし足元では550円近辺に戻している。リスク回避の売りは一巡したようだ。

  3月11日の終値552円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS102円10銭で算出)は5~6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は1.0倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線回復の動きを強めている。期末一括で2%台後半の配当利回りも注目材料であり、調整一巡して1月高値を目指す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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