【木村隆のマーケット&銘柄観察】アウトソーシングは業績躍進を背景に連続大幅増配へ

2014年3月11日 12:12

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アウトソーシング<2427>(東1)が上げ足に弾みを加え、新展開入りを指向する力強い動きを見せている。前2013年12月期の売上げ473億8400万円(前々期比12.6%増)、営業利益12億200万円(同20.2%増)の大幅増収益に続き、今2014年12月期も売上げ613億円(前期比29.4%増)、営業利益20億円(同66.4%増)とさらに飛躍する見通しにある。

 同社は、主にメーカーの設計・開発・実験・評価・製造に関わる業務について、メーカーの生産性の向上や技術革新に貢献する生産アウトソーシングサービスを提供している。輸送機器関連、建材・住設関連、医薬・医療機器関連といった好調な業種を中心に派遣のニーズが高まっていることが好業績の背景。技術分野では生産変動の影響を受けにくいIT分野や建設分野といった業種も拡大している。

 派遣法の改正で製造派遣の利便性が高まるため、高コストの自社雇用の期間工を活用していたメーカーが、派遣活用をし始めている。生産アウトソーシング需要も、メーカーニーズが、かつての増産のための人の供給だけを求めるニーズから、グローバル競争に勝つための構造改革時に発生する余剰な人や設備の対応とそれに伴う研究開発部門の委託など、資本提携や技術継承を含めた内容へと劇的に高度化しており、同社の活躍余地が広がっている。また、今まで積極的に進出しなかったIT・通信業界や建設業界、家電等のアフター・サービス市場を開拓し、持続的な成長への事業体制の確立が進んでいる。

 配当は2012年12月期の8円から、2013年13円、そして今期は22円へ大幅増配を継続しており、業績好調の勢いが感じられる。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【今日の言葉】3.11から3年(2013/03/10)
【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】三井不動産は都心のオフィス需要拡大の追い風、4~5月に株価見直しも(2013/03/10)
【じっくり投資コーナー】兼松日産農林に「特区」関連人気浮上、PER11倍に割安感(2013/03/08)
【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症初期の自己診断(2013/03/08)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事