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【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】三井不動産は都心のオフィス需要拡大の追い風、4~5月に株価見直しも
記事提供元:日本インタビュ新聞社
2月末時点の東京都心5区のオフィス空室率が8ヶ月連続で低下し7.01%と09年5月以来4年9ヶ月ぶりの低水準となった。景気回復による企業収益の改善を背景にオフィス需要が拡大しており、今後、既存ビルでも賃料が上向く可能性が高まってきた。
そこで、注目したいのが三井不動産 <8801> 。内需関連の中核銘柄の一つで、主力のビル賃貸からスマートシティの開発や先進的物流施設などを幅広く手がける総合不動産大手。
昨年12月30日(大納会)に3830円の高値をつけた後、40日かけて2943円まで下落し、ボトム圏に入った。その後、半値戻り(3386円前後)を試す動きにあるが、3月下旬にかけて3100円台に向けて下値を固める展開が予想される。明年10月の消費税(8%→10%)を実現するためには、今年7~9月期のGDPを高めなければならない。5月頃に予想される追加緩和を先取りする上昇が4~5月に見込めそうだ。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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