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(中国)人民元相場が大きく上昇、人民銀の元安誘導はひとまず終了か
記事提供元:フィスコ
*14:31JST (中国)人民元相場が大きく上昇、人民銀の元安誘導はひとまず終了か
中国人民元のボラティリティが拡大している。対米ドルのスポット相場は2月に1.4%下落したが、3月に入ると大きく上昇。本日7日まで4営業日続伸の動きとなっており、約3年ぶりの下げを記録した先月25日以降の下落分をほぼ取り戻す格好となっている。
先月末の人民元急落については、中国人民銀行(中央銀行)が元安誘導を行った影響が大きい。人民銀は元安誘導によって投機筋に警告を与え、ホットマネー流入を抑制する狙いがあったとみられている。ただ、今月に入ると、取引基準値を元高方向に設定する日が増えており、当初の目的をひとまず達成したとの認識しているもようだ。市場関係者は、今後は再び元高基調へと回帰する可能性を指摘している。
このほか、人民元のボラティリティを高めることによって、許容変動幅の拡大に市場をあらかじめ慣れさせておく考えがあるとも分析されている。李克強首相は5日の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)開幕式で、人民元相場の双方向変動レンジを拡大する方針を示した。市場では、4-6月期にも人民元の許容変動幅が現行の上下1%から上下2%に拡大されるとの見方が強まっている。《NT》
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