エンカレッジ・テクノロジ<3682>  メガバンクのシステム統合本格化はビジネス環境に追い風

2014年3月7日 09:53

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記事提供元:フィスコ


*09:53JST エンカレッジ・テクノロジ<3682>--- メガバンクのシステム統合本格化はビジネス環境に追い風
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』3月6日放送において、エンカレッジ・テクノロジ<3682>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■企業概要
企業や官公庁の基幹情報システムの運用管理をサポートする、パッケージソフトウエア製品の開発や販売から、保守サポートサービス、製品導入に係るコンサルティングサービスなどを展開している。

■具体的な事業概要(パッケージソフトウエア製品の開発・販売)
企業や官公庁の基幹業務を担う情報システムにおいて、システムを運用管理する担当者の各種業務をサポートするパッケージソフトウエアを取り扱う。開発は自社開発で、販売は直接販売又は販売代理店経由。代理店経由で販売するケースは、同社がカバーしきれない顧客や、大規模システムへの組み込み案件、入札案件などで、販売代理店はシステムインテグレーター等が中心。
販売先は、金融機関や情報サービス業等の企業及び官公庁である。システム管理者の不正操作や操作ミスによる情報漏洩やシステムトラブルを防ぎ、システムが24時間365日安全に稼働することを側面からサポートしている。
料金の徴収方法はライセンス方式。顧客企業のシステムにインストールされた同社パッケージソフトウエア製品の数に応じた使用権許諾料(ライセンス料)として受け取る。

■具体的な事業概要(保守サポートサービス)
同社のパッケージソフトウエア製品は、企業や官公庁の情報システムにインストールされ、当該システムが稼働する限り、長期にわたり継続して使用される。そのため、ライセンスを購入した顧客企業や官公庁の多くは、製品のOSのバージョンアップへの対応や新機能の追加などに対応した改良版の無償提供を受けるために、同社と保守サポートサービス契約を締結することになる。
保守サポートサービス契約は、ライセンス価格の一定額(ライセンス定価の20%)を契約開始時に年間契約料金として受け取る。前期の保守サポートサービス売上に対して、翌期に継続された契約の保守サポートサービス売上を割った契約更新率は最近3期とも90%を超え、多くの顧客企業等が当該サービスを継続して使用する。そのため、売上は安定して推移していくことが予想される。

■足元の業績について
14年3月期の業績計画は、売上高が前期比32.5%増の12億1200万円、経常利益が同29.4%増の4億円と増収増益を見込んでいる。
2月10日に発表した4-12月期売上高は8億4900万円、経常利益は2億5200万円。通期計画に対して、第3四半期までの進捗率がやや低い印象を受けるが、季節性が背景にあり同社の場合は第2、第4四半期に業績が偏りやすい傾向がある。そのため、通期計画の達成は十分に可能とみられる。

■今後の事業環境について
主要顧客先である金融機関の平成25年ソフトウエア投資計画(日銀短観12月調査)は、メガバンクにおけるシステム統合の本格化などを受けて「銀行業」が前回9月調査比修正率で1.4%とさらに上方修正されるなど環境は改善されている。アベノミクス効果で金融関連業界の環境は非常に良好で、同社のビジネス環境にも追い風。
また、一部調査会社によると、同社が所属する「システム証跡監査ツール市場」で、同社は2012年度に約70%の市場シェアを確保し、4年連続でマーケットシェアNo1となっている。
既に大手金融機関を中心に約380社の顧客に導入されているなど、この分野ではリーディングカンパニーとなっており、市場環境も考慮すると今後も順調な業績拡大が期待される。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送《TM》

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