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6日の香港市場概況:反発も上値は限定的、中国債券デフォルトへの不安がくすぶる
*17:25JST 6日の香港市場概況:反発も上値は限定的、中国債券デフォルトへの不安がくすぶる
6日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反発となり、前日比123.19ポイント高(+0.55%)の22702.97で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同10.99ポイント高(+0.11%)の9672.98、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同79.25ポイント高(+1.90%)の4247.26だった。
ハンセン指数は終日プラス圏で推移。前日開幕した中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、経済成長目標が7.5%に据え置かれたことが引き続き支援材料。中国本土株がプラス圏に切り返すと、指数も上げ幅をやや拡大させた。ただ、一段の上値は限定的。2月のADP全米雇用報告が低調な着地となったことで、週末発表の米雇用統計への警戒感が浮上。加えて、中国での債券デフォルト懸念が相場の上値を抑えた。
ハンセン指数の構成銘柄では、港湾運営の中遠太平洋(01199/HK)、招商局国際(00144/HK)がそれぞれ6.47%、3.34%値を上げた。国際運賃市況を示すバルチック海運指数が、足元で大きく上昇していることが追い風となった。このほか、テンセント(00700/HK)が2.01%続伸。野村など複数の証券会社が強気の投資判断をあらためて示している。
一方、中国工商銀行(01398/HK)や中国建設銀行(00939/HK)など、本土系銀行株が下落した。中国の太陽電池メーカー、超日太陽能科技の発行した債券がデフォルトの危機に直面しているとの報道が弱気材料。デフォルトとなれば、国内債券市場で初となる。このほか、康師傅控股(00322/HK)、中国旺旺(00151/HK)といった食品株が値を落とした。
その他の個別銘柄では、本日メインボードに上場した保利文化(03636/HK)が公開価格比29.09%高の42.60HKドルで初日の取引を終了。初値は42.00HKドルだった。このほか、雷士照明(02222/HK)が9.63%上げるなど、LED照明関連が高い。中国の環境対策強化で恩恵を受ける銘柄群として、循環物色の対象になっている。《KO》
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