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NY原油:反発で102.59ドル、米景況感指標の改善で買い優勢に
記事提供元:フィスコ
*09:13JST NY原油:反発で102.59ドル、米景況感指標の改善で買い優勢に
NY原油は反発(NYMEX原油4月限終値:102.59 ↑0.19)。この日発表された米国の10-12月期GDP改定値が予想以上の下方修正となったことを受けて、需要の先行き懸念から売りが先行、寄り後まもなく安値101.80ドルまで下落した。しかし、その後発表の2月のシカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が上振れしたことを好感して買いが盛り返し、一時102.96ドルまで上昇した。ただ、引けにかけては、米株価指数が上げ幅を縮小する動きをにらみながら、原油売りも強まった。
なお、28日発表のユーロ圏・2月消費者物価指数(CPI)速報値が予想を上回り、欧州中央銀行(ECB)への追加緩和期待が後退してユーロ高となり、原油買いにつながった。また、「米ノースダコタ州のシェールオイル産地バッケン地区の鉄道貨物駅が閉鎖され、供給に支障」との噂もみられ(鉄道管理当局は否定)、相場を一時押し上げたもよう。《KO》
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