【木村隆のマーケット&銘柄観察】イートアンドはバランスの取れた成長を指向、東京進出も積極化

2014年2月27日 09:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 イートアンド<2882>(東1)は、全般相場が不安定な中でも高値圏で頑強な動きを続けており、上値指向のトレンドを継続中の動きと判断できそう。

 同社は「大阪王将」を中心とした大衆中華店を全国で加盟展開する他、冷凍餃子などの製造販売も手掛けている。今2014年3月期の第3四半期累計決算は、売上げが149億6500万円(前年同期比0.8%増)、営業利益6億6200万円(同1.1%増)の小幅増収益を確保した。

 外食事業では、2014年秋の大阪王将創業45周年に向けた通年の記念キャンペーンを継続的に実施。ラーメン業態においては、太陽のトマト麺ブランドが昨年夏に全国ネットテレビ番組で広く露出し、同ブランドのファンを増やす取り組みを強化した。

 食料品販売事業では、今後の主力商品の冷凍水餃子の拡販に努め、従来の酢醤油だれとは別に味噌だれ付の冷凍焼餃子を発売するなど冷凍餃子のラインアップ充実も図った。

 今3月期通期では、売上げ205億5200万円(前期比7.3%増)、営業利益9億6800万円(同7.3%増)を見込んでいる。

 同社は震災後も含め、一貫して売上げを伸ばしてきた。外食事業と食料品販売事業の2つの販売チャネルを持つことにより、外食、中食(店舗でのテイクアウト)、家食(内食)のすべてのニーズに対応することで、規模の拡大と収益の安定の両方のメリットを享受してきた姿がうかがえる。そして東京オリンピック開催などをにらんで東京への進出も積極化する方針。今後の展開力を見直す動きはさらに強まりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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