26日の中国本土市場概況:5日ぶり反発、値ごろ感から買い戻しが優勢

2014年2月26日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 26日の中国本土市場概況:5日ぶり反発、値ごろ感から買い戻しが優勢

26日の中国本土市場は5営業日ぶりに反発。上海総合指数は前日比7.04ポイント高(+0.35%)の2041.25、深セン成分指数は同15.67ポイント高(+0.21%)の7319.61で取引を終えた。後半に下げ幅を再び拡大させる場面もあったが、終盤にプラス圏に浮上した。

連日の下落で売られ過ぎ感が強まり、幅広い銘柄に買い戻しが広がった。政策面では、北京市政府が電気自動車(EV)充電網を今年から本格的に整備する方針を示したことや、小型エコカーの生産企業及び導入する「モデル」のリストを発表したことが自動車関連の支援材料。また、国営企業の改革期待が再び台頭していることも資源セクターの物色手掛かりとなった。中国石油化工(シノペック)が全国人民代表大会(日本の国会に相当)などの開催期間中に改革案を追加で発表すると報じられた。

一方、両指数とも上値の重い展開。不動産市場にネガティブな見方が広がっていることが引き続き警戒材料となった。また、鉄道整備資金の不足が依然として解消されていないことも鉄道や建設関連の売り手がかり。そのほか、新興企業向け株式市場「創業板(ベンチャー・ボード)」が後半に下げ幅を再び拡大させたことが警戒され、ハイテク関連の一角に売りが継続した。

なお、26日の人民元の対米ドル基準値は前日から反落し、元安となった。最近の元安の進行について、ホットマネー流入加速の対応策や、元の許容変動幅の拡大に備えた予行演習など様々な見方が出ている。一方、中国経済が堅調に推移している上、中国政府が大量の外資流出を望んでいないため、ホットマネーの流入加速をコントロールできたら元が再び上昇軌道に戻ると予測されている。《KO》

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