25日の香港市場概況:続落、本土株の大幅安を受けて後場に値を崩す

2014年2月25日 17:31

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記事提供元:フィスコ


*17:31JST 25日の香港市場概況:続落、本土株の大幅安を受けて後場に値を崩す

25日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続落となり、前日比71.36ポイント安(-0.32%)の22317.20で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同57.30ポイント安(-0.58%)の9740.56、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同13.94ポイント安(-0.34%)の4144.76だった。

前場のハンセン指数は堅調に推移。24日に約1週間ぶりの安値水準まで調整した後とあり、自律反発狙いの買いが先行。前日の米国株高も支援材料となった。ただ、指数ウエート最大のHSBC(00005/HK)がさえない決算を嫌気して売られたことが相場の足かせに。また、後場に入ると、この日の中国本土市場が値を崩したことで、香港でも投資家心理が悪化した。ハンセン指数は後場中盤にマイナス圏に沈み、下げ幅を広げる動きとなった。

ハンセン指数の構成銘柄では、HSBCが2.68%安。前日発表した2013年12月期の通期決算では、利益、配当ともに市場予想を下回った。また、中国人寿保険(02628/HK)や中国工商銀行(01398/HK)など本土系金融株が安い。中国人民銀行(中央銀行)はこの日、大規模な資金吸収オペを実施。目先はやや引き締め方向の政策を維持するとの見方も出ている。

半面、サンズ・チャイナ(01928/HK)が4.55%高で値上がり率1位。親会社の米ラスベガス・サンズが日本でのカジノ投資に意欲を示したことがグループ全体の収益拡大期待を高めた。同業の銀河娯楽(00027/HK)も連れ高し、2.97%高で終了。このほか、好決算を手掛かりに百麗国際(01880/HK)が1.82%続伸した。

その他の個別銘柄では、携帯電話機メーカーのTCL通訊(02618/HK)が7.08%値下がり。スマートフォンの販売好調を受けて2期ぶりの黒字転換を達成したものの、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが進んだ。また、減益決算を発表した和記電訊香港(00215/HK)は4.41%値を落とした。《KO》

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