24日の香港市場概況:反落、中国の不動産向け融資引き締め観測で1週間ぶりの安値

2014年2月24日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:33JST 24日の香港市場概況:反落、中国の不動産向け融資引き締め観測で1週間ぶりの安値

24日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落となり、前営業日比179.68ポイント安(-0.80%)の22388.56で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同138.39ポイント安(-1.39%)の9797.86、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同68.12ポイント安(-1.61%)の4158.70だった。

ハンセン指数はほぼ終日軟調に推移し、終値で今月14日以来、約1週間ぶりの安値を付けた。前週末の米株安に加え、中国の不動産向け銀行融資の引き締め観測が売り手掛かりとなった。同観測を受けてこの日の中国本土株が大きく値を崩したことも投資家心理を冷やした。ただ、後場に入るとやや値を戻す展開に。週内に決算発表を予定している長江実業(00001/HK)や恒生銀行(00011/HK)などが業績期待から買い戻された。

ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産セクターが大幅安。華潤置地(01109/HK)が5.74%安、中国海外発展(00688/HK)が3.57%安で引けた。中国の複数銀行が不動産向け融資を引き締めているとの報道が売り手掛かりとなった。このほか、先週急伸した中国石油化工(00386/HK)への利食い売りが続き、1.68%値を落とした。

一方、本日大引け後に決算発表を控えたHSBC(00005/HK)は0.53%安と、相対的に下げ渋った。このほか、百麗国際(01880/HK)が5.91%上昇。週末に発表した決算が市場予想をやや上回ったことや、株価の出遅れ感が買い手掛かりに。また、テンセント(00700/HK)との提携交渉が伝わったことで、後場には上げ幅を広げた。

その他の個別銘柄では、招商銀行(03968/HK)や中国民生銀行(01988/HK)など中堅銀行が売り込まれた。先の不動産向け融資に関する報道で、一部の貸出業務を停止している銀行として名前が挙がった。半面、中興通訊(00763/HK)が0.49%高。米マイクロソフトの新たな提携パートナーに選ばれたと報じられた。《KO》

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