注目銘柄ダイジェスト(前場):KDDI、スタートトゥ、DIなど

2014年2月21日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):KDDI、スタートトゥ、DIなど

KDDI<9433>:5808円(前日比+107円)
買い先行。来期営業利益は7300億円以上と、今期予想比10%以上の増益になる見通しと観測報道が伝わっている。スマホの販売増に加えて、販促費前倒し投入による費用負担の軽減などが背景に。市場コンセンサスは7500億円でインパクトは乏しいものの、13期連続増配の公算が大きいともされており、素直に好業績を評価する動きが優勢に。また、全体相場が大きく反発していることで、指数連動性の高さなども追い風になっている。

スタートトゥデイ<3092>:2350円(同+155円)
強い動きが目立つ。みずほ証券では、3月初旬に発表予定のFTSE定期見直しを予想している。リバランスは3月20日の引けに実施されるもよう。日本銘柄では11銘柄の新規採用を予想、同社も候補銘柄の一つとしており、需給思惑が先行する形にもなっているようだ。なお、同社の他に、日本取引所<8697>なども新規採用候補とされているもよう。

ドリームインキュベータ(DI)<4310>:167400円(同+11100円)
急伸。前日には、「鷹の爪」などオリジナルIPを多数開発しているディー・エル・イー<3686>がマザーズへの上場承認を発表している。出資企業である同社には含み益の拡大期待が高まる状況となっているもよう。同社の保有株式数は506000株、シェアは11.5%のようだ。前日にはサイバーダイン<7779>の関連銘柄が人気化するなど、IPO関連銘柄には関心が高まりやすくなっている。

昭和シェル<5002>:1007円(同+47円)
買い優勢。本日は石油・石炭セクターが業種別上昇率のトップになっている。経済産業省が石油元売り各社の設備統合を促す方針と報じられている。生産性に新目標などを定めるもよう。結果的に製油所の再編などが進むことになるとみられ、各社の収益力向上につながっていくとの期待感が先行へ。

小野薬品工業<4528>:9750円(同+300円)
反発。三菱UFJでは同社の投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を9000円から17000円にまで引き上げている。抗PD−1抗体は「癌に対する世界の標準治療薬」となり、2020年に世界売上高5000億円を超え、2030年には2兆円を超える可能性があると考えているもよう。このシナリオに基づくと、営業利益は14年3月期の337億円から20年3月期には1506億円に達すると予想している。なお、本日はモルガン・スタンレー(MS)でも目標株価を引き上げているようだ。

TOTO<5332>:1431円(同-30円)
さえない。シティでは投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価は1350円としている。国内需要の失速、海外事業への投資負担増、税率正常化などにより、来期は営業利益、純利益ともに減益が予想されるとの見方。営業利益は今期予想比8%の減益を見込んでいるようだ。業績見通しに対して現状の株価はやや割高と判断しているもよう。

A&D<7745>:541円(同-50円)
急落で下落率トップ。同社は前日に業績予想の下方修正を発表、営業利益を従来予想の23億円から12億円に減額修正、大幅増益予想から一転して減益に転落の見通し。国内の医療機器や海外の計測・制御機器などが当初見込みに達せず、円安により海外生産比率の高さもマイナスに影響したもよう。第3四半期までの推移から下振れは想定線だが、決算発表直後であるため、ネガティブなインパクトが強まる形に。

タチエス<7239>:1470円(同+54円)
反発。野村が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1500円から1700円に引き上げている。来期営業利益は前期比2.3倍の63億円と予想、国内販売の好調、メキシコ拠点の本格稼働、中国市場での人気機種の生産好調などが想定されるためと。再来期は新機種の貢献などで一段の利益成長が可能とみている。

ジャストシステム<4686>:861円(同+150円)
ストップ高。27日をもって、ジャスダックから東証1部への市場変更を発表したことが好感されている。東証1部市場への昇格によってTOPIXに算入されることに伴い、機関投資家からの買い需要も見込まれ、需給面のポジティブインパクトに期待感が先行へ。なお、同日に東証2部への市場変更を発表したクイック<4318>も買い先行となっている。

ローツェ<6323>:473円(同-31円)
売り優勢。今期の営業利益見通しを12.1億円から11.2億円へ、最終利益見通しを6.1億円から4.1億円へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。新規装置の開発や製造、販売の増加に加えて、初めての中国への装置大量納入に伴うコスト増加、為替相場の変動に伴う影響などが重しに。なお、期末配当金の配当予想については据え置いている。

オンコリスバイオ<4588>:2521円(同+67円)
買い優勢。新規検査薬として開発に取り組んでいる「OBP-401(テロメスキャン)」に関する論文が、米国癌研究会議が発行する学術雑誌に掲載されたと発表したことが材料視されている。ペンシルバニア大学医学部(放射線腫瘍学)の研究グループによる研究成果に関するもので、「OBP-401」を用いることで脳腫瘍患者の末梢血中から高い感度と特異性をもって末梢循環腫瘍細胞を検出することに成功したことなどが報告されたと。

オークファン<3674>:2514円(同+459円)
急伸で一時ストップ高。リアルワード社との業務・資本提携を発表したことが材料視されている。リアルワード社が運営するクラウドソーシング国内ナンバー1の作業実績を誇るサイト「CROWD」をはじめとした個人向けマイクロタスク型クラウドサービスと、同社サイトにおける膨大な価格データのデータクレンジング作業との親和性が高く、ビッグデータクレンジングに向けた協業を進めてきたと。《KO》

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