NY金:続落で1316.9ドル、米FOMC議事録でのQE縮小継続姿勢を受けて売り優勢

2014年2月21日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:続落で1316.9ドル、米FOMC議事録でのQE縮小継続姿勢を受けて売り優勢

NY金は続落(COMEX金4月限終値:1316.9 ↓3.5)。前日の通常取引終了後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(1月28-29日開催分)が、「見通しに変更がない限り、量的緩和(QE)の縮小は継続」、「数人のメンバーは各会合での100億ドル規模のQE縮小を明確化することを支持」など、予想以上にタカ派的だったことが金の売りにつながった。

この日は、寄り後まもなく安値1308.8ドルをつけ、米経済指標の発表が始まる直前のタイミングで高値1318.0ドルをみた。その後は、米指標の一部悪化にも、経済への楽観的な見方がみられ、株高となるなか、1315ドル前後で推移し、伸び悩みのような状態となった。《KO》

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