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日経平均は大幅続落、過剰反応の展開が続き方向感が掴みづらい【クロージング】
*17:10JST 日経平均は大幅続落、過剰反応の展開が続き方向感が掴みづらい【クロージング】
20日の日経平均は大幅続落となり、317.35円安の14449.18円(出来高概算25億6000万株)で取引を終えた。2月の中国HSBC製造業PMI(速報値)が予想を下回ったことをキッカケに先物主導で下げ幅を拡大させている。ほぼ安値圏で取引を終えており、18日の大幅上昇部分をほぼ帳消しにさせている。
セクターでは33業種すべてが下げているが、その他金融、保険、機械、精密機器、証券、不動産、非鉄金属、銀行、ガラス土石など、緩和メリットセクターを中心とした弱い値動きに。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超え、全体の8割を占める全面安商状だった。そのなかで、物色は一部の材料株に集中。とりわけ、筑波大学発のロボットベンチャー、サイバーダイン<7779>の東証マザーズ上場承認を受けて、ロボット関連銘柄が軒並み強い値動きをみせていた。
このところは何らかの材料をキッカケとしても、相当過剰な反応をみせている。確かに2月の中国HSBC製造業PMI(速報値)が予想を大きく下回ったことはネガティブではあろうが、上海指数に至っては小幅ながらもプラス圏での推移である。先物主導による仕掛け的な売買が活発であり、方向感の定まりづらい状況である。
また、19日の米国市場についてもNYダウは続落とはいえ、25日線を上回っての推移である。日銀の追加緩和など期待が根強く売り込みづらい状況であるが、世界経済の中で米経済の明るさを意識する市場関係者が増えており、米株買いに対して日本株売りといったポジション圧縮が続く可能性がある。NISA資金から材料株などの下値は堅そうだが、相場全体の方向性については、しばらく見極めが必要だろう。《KO》
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