17日の中国本土市場概況:続伸、流動性改善や貸出ペースの加速を好感

2014年2月17日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 17日の中国本土市場概況:続伸、流動性改善や貸出ペースの加速を好感

17日の中国本土市場は続伸。上海総合指数は前営業日比19.57ポイント高(+0.92%)の2135.42、深セン成分指数は同60.21ポイント高(+0.76%)の7943.96で取引を終えた。前半に利益確定売りに押される場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。

流動性の改善や予想以上の新規貸出額などが支援材料。1月の新規貸出額は単月ベースで約4年ぶりの高水準を記録。マクロ面では、3月の全国人民代表大会などの開催を控え、環境や都市化推進など一連の政策期待が高まった。外部環境では、先週末14日の米国株高などが朝方の買いにつながったもよう。

一方、銀行や不動産関連が前場に下落した。住宅市場の低迷に加え、江蘇省蘇州市当局が商業用不動産の販売規制を発表したことが銀行や不動産関連の圧迫材料となった。また、市中銀行の預金残高が1月に9400億元(約15兆9800億円)減少したとの報告も逆風になった。

セクター別では、通信関連が急伸。業界大手が相次いで第4世代(4G)業務を開始していることや、スマートシティの推進加速を受けて通信業界が大きな恩恵を受けると期待されている。また、環境関連も大幅高。環境対策の強化に加え、一部の地方政府が対策詳細や目標を明確にしたことが支援材料となった。そのほか、1月の新車販売が好調だったことや、電気自動車(EV)などエコカーの推進加速も自動車セクターの物色手掛かりとなった。《KO》

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