14日の香港市場概況:反発で3週間ぶり高値、中国CPIなどが想定内で買い安心感

2014年2月14日 17:31

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記事提供元:フィスコ


*17:31JST 14日の香港市場概況:反発で3週間ぶり高値、中国CPIなどが想定内で買い安心感

14日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反発となり、前日比132.88ポイント高(+0.60%)の22298.41で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同61.02ポイント高(+0.62%)の9933.73、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同15.88ポイント高(+0.37%)の4292.37だった。

ハンセン指数は1月24日以来、3週間ぶりの高値で引けた。前日の米国株高の流れを引き継ぎ堅調なスタートに。この日発表された中国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がほぼ想定の範囲内だったことも買い安心感につながり、終日プラス圏での推移が続いた。ただ、新規の手掛かり材料にも乏しい中で上値は限定的。商いも細り、売買代金は今月6日以来の600億HKドル割れとなった。

ハンセン指数の構成銘柄では、信和置業(00083/HK)が2.13%上昇した。新装オープンした商業ビル「信和広場(シノプラザ)」について、賃料が改装前の2倍に設定されていると伝わった。このほか、昼休み時間に堅調な決算を発表したサンズ・チャイナ(01928/HK)が0.85%高。同業の銀河娯楽(00027/HK)は2.41%値を上げた。

半面、中信泰富(00267/HK)が1.38%値を落としたほか、足元堅調だったAIAグループ(01299/HK)が1.35%下落し、指数の上値を抑えた。また、華潤置地(01109/HK)や中国海外発展(00688/HK)といった本土系不動産株が軟調。中国での不動産価格の下落観測が警戒材料となった。

その他の個別銘柄では、メルコ・クラウン(06883/HK)が1.10%上昇。好決算と初配当を発表したことが材料視された。一方、中信銀行(00998/HK)が上下にもみ合った後、結局0.49%安で引けた。同社は13日夜、中国の電子商取引大手アリババ・グループによる出資観測を否定。このほか、2013年通期に前年比25%増益を確保したと報じられた。《KO》

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