VTHD 3Q決算は2ケタの増収増益を達成、引き続き自動車販売関連事業でのM&Aを準備へ

2014年2月14日 08:53

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記事提供元:フィスコ


*08:53JST VTHD---3Q決算は2ケタの増収増益を達成、引き続き自動車販売関連事業でのM&Aを準備へ

自動車ディーラーのVTホールディングス<7593>は10日、第3四半期累計(2013年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比10.5%増の909.30億円、営業利益が同32.2%増の60.04億円、経常利益が同33.5%増の59.17億円、純利益が同32.1%増の32.03億円と2ケタの増収増益を達成した。

主力の自動車販売関連事業において、新車部門では、ホンダ車、日産車、その他の外国車ともに前年同期比で販売台数が増加したほか、中古車部門では海外への輸出台数が前年同期比16.9%増と好調に推移し、国内販売を含めて中古車の販売台数が前年同期比12.3%増となった。サービス部門では、点検・車検、修理、手数料収入等の収益性向上に注力し、増益を確保した。レンタカー部門では、既存店の稼動が堅調に推移したことに加え、新規店舗を出店したこともあり、増収増益となった。また、住宅関連事業においても、受注が各エリアとも好調に推移したことに加えて、業務の効率化や工事期間の短縮等により収益率が改善し、セグメント黒字に転換した。

期末に向けて、引き続き中古車やサービス部門等の収益向上に取り組みつつ、本業分野でのM&Aの準備を進めていく。

通期業績予想は昨年11月に発表した計画を据え置いた。売上高が前期比8.2%増の1280.00億円、営業利益が同21.6%増の95.00億円、経常利益が同21.4%増の93.00億円、純利益が同4.7%増の50.00億円としている。

同社は、ホンダ<7267>や日産<7201>等の新車ディーラーを中心とする自動車ディーラーを統括する持株会社である。外国車の輸入販売や中古車の輸出、レンタカー事業なども手掛ける。M&Aによる成長戦略を標榜しており、1998年に名証2部に上場後すぐM&Aを開始したことを皮切りに、その後もM&Aを繰り返し、上場から2013年3月期までの15年間で売上高は17倍、経常利益は25倍の成長を遂げた。収益の約40%をサービス部門が占めるなどストック型のビジネスモデルを構築しているほか、理論上、新車が売れなくても赤字にならない企業体質を保持するなど、外部環境に左右されにくい強固な財務体質を構築すべく事業を展開している。《FA》

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