【木村隆のマーケット&銘柄観察】スリープログループはBPOの採用の広がりが追い風に

2014年2月12日 11:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  スリープログループ <2375> (東マ)に見直し買いの動きが強まってきた。今年の1月21日に297円の高値まで買い進まれた後調整に入っていたが、2月4日の226円でボトムアウト、出直り歩調となってきている。

  同社は、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を展開している。BPO事業は携帯電話やデジタル家電製品、食品を中心とする営業・販売支援サービスのほか、オフィスのIT機器の導入・保守、電気・通信回線工事などを行う導入・設置・交換支援サービス、及びコールセンターや人材サービスなどの運用支援サービスを行う

  前2013年10月決算は売上げ97億8200万円(前々期比6.5%減)、営業利益2億2700万円(同16.6%減)にとどまった。ただ、従来予想の売上げ87億円、営業利益1億8000万円を上回る上振れ決算であった。

  IT関連の導入・設置・交換支援サービスにおいて、スマートフォン・タブレット端末関連の導入支援サービスならびに携帯電話、スマートデバイス無線通信の基地局案件が当初見込み以上に好調であったことが要因。

  今2014年10月期については、売上げ92億円(前期比4.8%増)、営業利益2億2000万円(同3.2%減)と、増収、微減益を見込んでいる。

  企業が業務処理(ビジネスプロセス)の一部を専門業者に外部委託するBPOは、専門業者が業務プロセスを分析、企画することで企業にとって業務プロセスの最適化、運用コストの変動費化等のメリットがあり、企業の採用は今後増加していくものと予想される。家電量販店向けビジネスの縮小が足元の業績の頭抑え要因となっているが、ニーズの高いスマートフォン・タブレット端末向けキッティング業務及びITヘルプデスクへの営業を強化する等、収益基盤の改善に取り組んでいく方針だ。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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