11日の香港市場概況:反発で1週間半ぶり高値、本土株の上昇など追い風に一時22000を回復

2014年2月11日 17:20

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記事提供元:フィスコ


*17:20JST 11日の香港市場概況:反発で1週間半ぶり高値、本土株の上昇など追い風に一時22000を回復
11日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反発。前日比1.78%(383.72ポイント)高の21962.98で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同2.53%(243.08ポイント)高の9856.85、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同1.96%(81.36ポイント)高の4227.65だった。

ハンセン指数は終値で1月30日以来の高値を付けた。前日の米株高の流れを受けて買い戻しが先行。この日の中国本土市場の上昇も買い安心感につながった。また、本土系の銀行株などが値ごろ感から買われ、指数は上げ幅を拡大。一時は節目の22000を回復する場面も見られた。とはいえ、イエレン米連邦準備理事会(FRB)新議長の議会証言を前に様子見気分も強く、この水準では上値の重さが目立った。

中国人民銀行は本日、定例オペ(毎週火・木曜)の実施を見送った。旧正月連休の通過に伴い、足元では流動性が安定していることが背景と指摘されている。そうした中でこの日の金融市場では、7日物の上海銀行間取引金利(SHIBOR)など短期金利が総じて下落した。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面高。中でも本土株の上昇を受けて保険株が大幅に値を上げた。中国人寿保険(02628/HK)、中国平安保険(02318/HK)がともに5%超の上昇率となった。また、旧正月連休のカジノ収入が堅調に増えたとの報道を受け、銀河娯楽(00027/HK)などが反発。半面、レノボ(00992/HK)が利益確定売りで0.81%反落した。

その他の個別銘柄では、天津創業環保(01065/HK)が7.42%上げるなど、環境関連が大幅高。大気汚染の深刻化などを背景に、中国の各地方政府が環境保護のための投資を大幅に拡大するとの観測が材料視された。一方、スカイワース(00751/HK)が1.69%下落。1月のテレビ販売が6カ月連続でマイナスとなったことが嫌気された。《NT》

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