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【木村隆のマーケット&銘柄観察】富士通は企業のIT投資回復を受けテクノロジーソリューションが好調
富士通<6702>(東1)が昨年来高値水準にストライドを伸ばし、全般の波乱を跳ね返す頑強な動きを見せている。もともと株価の出遅れが目立っていたが、今回の相場上伸のきっかけになったのは、1月30日の決算発表。今2014年3月期の第3四半期累計決算は、営業利益が370億円(前年同期15億円の損失)と、大幅増益を達成した。特に第3四半期の営業利益が261億円と、前年同期の228億円の損失から様変わりの好転を見せたことが評価されている。そのため、今回据え置かれた今期の営業利益1400億円(前期比46%増)について、今後の増額修正を期待する見方が強まっている。アナリスト筋がレーティングを引き上げたことも、人気上乗せ要因として働いている。
業績回復のけん引役はテクノロジーソリューション部門。主として法人顧客向けにITを活用したビジネスソリューション(ビジネス最適化)を提供しているが、国内のIT投資が徐々に回復。通信、製造、流通など一般企業の投資が回復傾向にあることが寄与している。今後、国内のIT投資はさらに回復する方向が予想されており、テクノロジーソリューション部門は来期以降も好調路線を歩むものと見られている。
低迷していたLSI・電子部品を主体とするデバイスソリューション部門も、需要底入れから上向き気配を強めてきている。ただ、、携帯電話やPCが主力商品であるユビキタスソリューション部門は苦戦。PCは底入れの兆しを強めているが、携帯電話は厳しい状況が続いている。
人事施策・コーポレート部門の見直し・コスト構造の見直しなどで2016年3月期に営業利益2000億円以上(2013年3月期実績882億円)を達成する意向だ。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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