注目銘柄ダイジェスト(前場):いすゞ自動車、日本写真印刷、マイクロニクスなど

2014年2月10日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):いすゞ自動車、日本写真印刷、マイクロニクスなど

いすゞ自動車<7202>:636円(前日比+27円)
大幅に4日続伸。先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は426億円で市場コンセンサス水準での着地となった。通期予想も1800億円を据え置いており、決算数値にはインパクトが乏しい状況であった。ただ、説明会などを通して、新興国リスクに伴う業績下振れ懸念は後退する格好となったほか、合理化効果による来期業績への安心感も強まる状況のもよう。

クボタ<6326>:1468円(同-72円)
売り先行。同社は先週末7日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は1447億円で前年同期比81%増益、通期予想を1900億円から1960億円に上方修正している。また、年間配当金を前期の17円から28円まで引き上げるとも発表。ただ、業績の実績値はほぼ想定通りの水準で、通期予想にもコンセンサス比でサプライズは限定的な印象。短期的な出尽くし感が先行で、来期の増益率鈍化なども織り込みに行く格好へ。

日本写真印刷<7915>:1595円(同+135円)
大幅続伸。先週末に発表の決算がポジティブなインパクトに。10-12月期営業利益は57億円、市場コンセンサスは35億円程度であったとみられ、大幅に上振れする格好へ。主力のタッチパネルの生産性向上などが寄与した。タッチパネルの稼働率低下は想定されるものの、据置の通期予想10億円には上振れの確度が高まったとの見方にも。

旭硝子<5201>:544円(同-39円)
売り優勢。先週末に前12月期の決算を発表、今期の営業減益見通しが嫌気される格好に。実績営業利益は799億円、IFRS基準に変更しているが、日本基準ベースでは会社計画や市場コンセンサス通りの水準に。一方、今期は750億円で前期比6.1%減益見通し。市場コンセンサスは50億円程度下回る水準となっている。液晶ガラスの価格下落の影響などをあらためて警戒視する動きにも。

タムロン<7740>:2190円(同-325円)
急落で下落率トップ。先週末に発表した決算内容が嫌気されている。前12月期営業利益は52.3億円で前期比4.9%減益、会社計画56億円を下回る格好となった。また、今期は同10.8%増益となる58億円としているが、コンセンサスを15億円ほど下回る状況のようだ。収益成長の伸び悩み局面継続をマイナス視する動きが強まる。

山一電機<6941>:564円(同+46円)
急伸。先週末に発表した決算内容が手掛かり材料視されている。累計経常利益は11億円で前年同期比19.4億円の収益改善、通期予想を7.1億円から10.5億円に上方修正している。構造改革効果の示現、為替差益の発生などが業績上振れの背景に。また、未定としていた年間配当金は5円に復配と発表、6期ぶりの配当実施となり、ポジティブなインパクトにつながる。

日特エンジ<6145>:838円(同-31円)
売り先行。先週末に第3四半期決算を発表し、営業利益は前年同期比72.7%減の5.6億円、最終利益は同67.5%減の4.5億円と大幅減益で着地したことが嫌気されている。昨年11月には、通期の営業利益見通しを29.5億円から13.0億円へと大幅に下方修正していたが、修正後の通期計画に対しても低進捗となっている。なお、巻線機事業の受注高は第2四半期の22.8億円に対して、第3四半期は45.4億円と大幅に回復している。

アンジェス<4563>:524円(同+25円)
買い先行。虚血性疾患治療剤「コラテジェン」のグローバル第3相臨床試験を開始すると発表したことが材料視されている。今回のグローバル第3相臨床試験は、より多数の患者において「コラテジェン」の有効性と安全性を確認する最終段階の試験で、欧米の規制当局に承認申請するためのデータを獲得することが目的と。なお、先週末には本決算も発表し、今期の売上高見通しは7.5-8.5億円、営業損益は24.0-26.0億円の赤字を見込んでいる。

ファンコミ<2461>:4010円(同+480円)
買い優勢。先週末に本決算を発表し、前期営業利益は40.8億円と従来予想水準で着地した。今期については、売上高が前期比33.4%増の303.0億円、営業利益が同34.9%増の55.0億円と大幅な増収増益が計画されており、順調な業績拡大見通しが前向きに評価されている。今期も主要事業領域であるアフィリエイトサービスについては堅調に推移する見通しと。

マイクロニクス<6871>:6760円(同+1000円)
ストップ高。上期の営業利益見通しを9.0億円から15.0億円へ、通期見通しを17.0億円から23.0億円へとそれぞれ大幅に上方修正したことが好感されている。プローブカード事業の第1四半期業績が、好調な半導体メモリー市場を追い風に予想を上回って推移していることが寄与する。直近では量子電池への関心が高まっていたが、業績面についてもポジティブに評価する動きに。《KO》

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