マツダが大幅増益、DeNAの通期予想は減収減益、スクエニHDが黒字転換、三菱自動車が好決算、ぐるなびが株式分割=6日の注目銘柄

2014年2月6日 14:28

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【2月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 6日の注目銘柄です。マツダが大幅増益、DeNAの通期予想は減収減益、スクエニHDが黒字転換、三菱自動車が好決算、ぐるなびが株式分割。

 マツダ(東:7261)が5日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比3倍の774億円だった。新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」を搭載した「マツダ CX-5」、新型「マツダ アテンザ(海外名:Mazda6)」などが販売数を伸ばした。売上高は前年同期比26%増の1兆9402億円、営業利益は同6.3倍の1245億円、経常利益は同4.4倍の931億円だった。

 ディー・エヌ・エー(東:2432)は5日、未定としていた2014年3月期の通期連結業績予想を発表し、売上収益を前年同期比10%減の1826億円、営業利益を同31%減の530億円、純利益を同31%減の315億円とした。国内「Mobage」の内製・協業タイトルでの売上収益が減少したため。

 スクウェア・エニックス・ホールディングス(東:9684)が5日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純損益が51億円の黒字だった。前年同期57億円の赤字から黒字転換を果たした。北米での家庭用ゲーム機向けソフトの販売が好調だったまた、アミューズメント施設運営も堅調だった。売上高は前年同期比微減の1024億円、営業損益は78億円の黒字(前年同期は48億円の赤字)、経常損益は99億円の黒字(同42億円の赤字)だった。

 三菱自動車工業(東:7211)が5日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算によると、純利益は前年同期比5.1倍の884億円だった。為替の好転影響が収益を下支えした。各利益は第3四半期として過去最高を達成。売上高は同18%増の1兆5187億円、営業利益は同2.4倍の963億円、経常利益は2.2倍の1163億円だった。

 ぐるなび(東:2440)は5日、3月31日を基準日として1対2の株式分割を実施すると発表した。効力発生日は4月1日。【了】

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