6日の香港市場概況:4日ぶり反発、連休明けの本土株を見極めたいとのムードも

2014年2月6日 17:29

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記事提供元:フィスコ


*17:29JST 6日の香港市場概況:4日ぶり反発、連休明けの本土株を見極めたいとのムードも

6日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4営業日ぶり反発となり、前日比153.75ポイント高(+0.72%)の21423.13で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同67.09ポイント高(+0.71%)の9537.71、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同45.02ポイント高(+1.11%)の4090.84だった。

ハンセン指数は終日堅調に推移。足元の株価下落を受けて、短期的な売られ過ぎ感からの買い戻しが優勢となった。ただ、前日の米国株安が警戒材料となったほか、新興国経済や米景気の先行き不透明感から上値は重かった。翌7日には中国本土市場が旧正月連休明けで1週間ぶりに取引を再開するほか、米国では雇用統計が発表されることから、手控えムードが台頭。売買代金は先月15日以来(半日取引を除く)の600億HKドル割れとなった。

ハンセン指数の構成銘柄では、カジノセクターが大幅反発。サンズ・チャイナ(01928/HK)が10.89%高、銀河娯楽(00027/HK)が7.32%高で取引を終えた。前日の大幅安の主因となったマカオのカジノ収入について、複数の外資系証券が2月の伸び回復を予想。足元の下落は押し目買いの好機と捉えられた。

半面、レノボ(00992/HK)が2.35%反落。米モトローラ・モビリティ買収を発表して以降、収益見通しの不透明感が強まり、外資系証券による目標株価や投資判断の引き下げが相次いでいる。このほか、昨年来の好調銘柄であるテンセント(00700/HK)が0.39%値を落とした。

その他の個別銘柄では、華潤セメント(01313/HK)が5.65%上昇。HSBCではセメント価格の上昇を見込み、同セクターの先行きに楽観的な見通しを示している。一方、中信21世紀(00241/HK)が24.13%安と急落。中国の電子商取引大手アリババ・グループが、同社への資産注入などを通じた「裏口上場」の可能性を否定したことが嫌気されている。《KO》

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