派遣業界、人手不足で合同登録会を開催

2014年2月6日 15:27

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記事提供元:フィスコ


*15:27JST 派遣業界、人手不足で合同登録会を開催
百貨店や保険など大手企業傘下の人材派遣会社8社は5日、派遣社員の合同登録会を東京都内で開いた。
アベノミクスによる景気の回復に伴い、雇用環境が改善し企業の求人が増加していることから、派遣業界は人手不足が進んでおり、平均時給を引き上げるなどの対策を行っても派遣社員の確保が難しくなっている。事務系の仕事は多くの業種で共通しているため、合同で開催する利点があると判断し、人材確保に向け業界の垣根を越えて連携した。
合同登録会を開いたのは、高島屋や全日本空輸、鹿島建設、旭化成、ホテルニューオータニ、東京海上日動火災保険、博報堂DYホールディングスの系列会社、みずほ銀行と丸紅が出資する会社で、業種は百貨店、航空のほか、建設、化学、ホテル、保険、広告、銀行と多岐にわたる。
知名度の高い企業が集まることで、優良な人材を囲い込む狙い。
登録会には男性を含め20代から50代まで約80人の事前予約があったという。
人気企業・業界大手の仕事を取り扱う会社ばかり、一度に数社の登録が可能で、多種多様な業種を比較することができることは、求職者にとって魅力のある登録会ではあるだろう。しかし、根本的に派遣社員の雇用環境の改善を図らなければ、優秀な人材を継続して多数確保することは難しいと思われる。《YU》

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