ヤフー、業績連動型の社員食堂「BASE6」をオープン 利益目標達成でランチ無料

2014年1月31日 15:51

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ヤフーが業績連動型の社員食堂「BASE6」をオープンした。

ヤフーが業績連動型の社員食堂「BASE6」をオープンした。[写真拡大]

 ヤフーは31日、業績連動型の社員食堂「BASE6」を東京ミッドタウンの本社付近でオープンすると発表した。利益目標を達成できた場合にランチ料金を無料にするという。

 「BASE6」は、同社の社員と家族が利用可能な社員食堂。ディナーについては、社員に招待された関係者も利用可能。「食事をするだけでなく、コミュニケーションが生まれ、様々な情報が集まる場所」になることを目指しているという。

 ランチの料金は、3月末までは無料。4月からは業績連動制が採用され、前四半期の全社利益目標を達成できた場合は、次の四半期のランチ料金を無料にする。もし達成できなかった場合は、1食410円(税込、社員負担分)となる。「201X年までに営業利益2倍」という同社の目標を社員により身近に感じさせることを狙う。

 営業時間は11時30分から15時30分まではランチタイムで、定食、丼もの、サラダバーなどを用意する。また、テイクアウトも可能。15時30分から18時まではミーティングタイムで、食事はなく、有料でのセルフサービスでコーヒーやお茶が飲める。18時から23時まではディナータイムで、個室、貸切での予約も可能で、酒も提供するという。席数は116席。招待制のため詳しい所在地は公表しない。

 「BASE6」の名の「BASE」には、同社が「201X年までに営業利益2倍」、「流通総額国内ナンバーワン」という目標(山)を目指している中で、「山のふもとにあるベースキャンプ(BASE CAMP)のように、食事をするだけでなく、コミュニケーションが生まれ、さまざまな情報が集まる場所になってほしい」という願いが込められているという。また、「6」は六本木を意味している。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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