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ヤフー:今第3四半期の純利益は12%増、ネットストア出店の無料化で増収、通期業績予想・期末配当予想を上方修正
【1月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ヤフー(東:4689)が29日に発表した2014年3月期第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比12%増の931億円だった。
2013年10月のeコマース事業における新戦略の開始により、ストア出店料等を無料化したところ、売上が前年同期と比較して2桁の増加率となった。 また、「Yahoo! JAPAN」をはじめとした提携サイトに広告配信するディスプレイ広告「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」の売上が拡大した。
ブランディング効果の高い広告手法の導入により「ブランドパネル」が伸長し、検索連動型広告ではスマートフォン経由の売上が伸びた。また、「Yahoo!プレミアム」、ゲーム関連サービス、データセンター関連の売上も引き続き拡大した。
売上高は前年同期比16%増の2849億円、営業利益は同9%増の1471億円、経常利益は同8%増の1476億円だった。
また、同社は通期連結業績予想の各利益を上方修正した。営業利益を前回予想1930億円から同5%増の1960億円に、経常利益を同1935億円から同4%増の1968億円に、純利益を同1209億円から同9%増の1259億円に、それぞれ引き上げた。売上高は予想を据え置いた。
配当予想については、期末配当および年間配当を前回予想の4円21銭から、1株あたり4円43銭(2013年10月1日の1:100の株式分割を考慮した額)に上方修正した。なお、前期実績は401円だった。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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