(中国)自動車の購入制限:地方都市に波及へ、トヨタなどに逆風も

2014年1月28日 11:37

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記事提供元:フィスコ


*11:37JST (中国)自動車の購入制限:地方都市に波及へ、トヨタなどに逆風も
北京や上海、広州など主要都市で実施されている自動車の購入制限制度が地方都市に広がる見通しだ。国内メディアによると、天津市や太原市、済南市は自動車の保有上限を相次いで発表したという。また、河北省や遼寧省など大気汚染が深刻な地区も購入制限制度を導入する計画だと報じられた。

一方、自動車の排気が大気に与える悪影響について、環境保護部(環保部)と研究機関の間で意見が分かれている。政府系研究機関である中国科学院は昨年12月に発表した最新リポートでは、北京市大気中の微小粒子状物質(PM2.5)が主に6種類の微小粒子で構成されていることが明らかになった。うち自動車の排ガスとゴミ焼却炉の排気は全体の4%にとどまったと報告された。

ただ、環保部は自動車の排ガスが大気汚染の主因だとの見方を堅持しており、大気汚染を食い止めるには都市部の自動車保有台数を制限する必要があると強調した。

なお、環保部は環境対策を最終的に決定する政府部門であるため、自動車の購入制限が地方都市などに拡大する流れは避けられないとの見方は優勢になっている。国内メーカーのほか、トヨタ自<7203>など日本メーカーへの悪影響も必至だ。《ZN》

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