来週の相場で注目すべき3つのポイント:主要企業決算、米FOMC、新興国通貨

2014年1月25日 19:05

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記事提供元:フィスコ


*19:05JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:主要企業決算、米FOMC、新興国通貨
■株式相場見通し

予想レンジ:上限15500-下限14800円

来週は、国内でも主要企業の決算発表が本格化し第一弾のピークを迎える。円安効果もあり14年3月期の会社側業績予想は上方修正される公算が大きく、日本株の追い風になるとみられる。新興国通貨の下落に伴うリスク回避の流れなど、外部環境の不透明要因から日経平均は振らされやすいだろうが、徐々に決算発表を踏まえた業績相場に向かうことによって、外部の信用リスクに対する影響が和らぐ可能性はありそうだ。
もっとも、好決算がセクターなどへ幅広く波及することは限られると考えられ、個別対応での循環的な物色にとどまりそうだ。外部環境の不透明感から物色の流れは内需系にシフトしやすい。好決算が期待されるSNS関連などへの物色のほか、通常国会が始まったことから、政策に関連するテーマ物色などにも向かいやすいだろう。29日決算発表のコロプラ<3668>、30日のサイバーエージ<4751>辺りが注目されよう。


■為替市場見通し

来週のドル・円は、28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリングの有無と31日に償還を迎える中国工商銀行の理財商品のデフォルト(債務不履行)リスクを見極める展開となる。

バーナンキ第14代FRB議長にとっての最後のFOMCでは、米国12月の雇用統計の悪化にも関わらず、100億ドル規模のテーパリングが予想されている。

予想通りに100億ドル規模のテーパリングが決定された場合は、ドル買いが強まる可能性が高い。ただし、見送られた場合は、ドル売り・円買いがやや強まる見込み。31日満期の理財商品が債務不履行となった場合、中国経済の先行き不安が強まり、リスク回避的な円買いが再び広がる可能性がある。

■来週の注目スケジュール

1月27日(月):貿易収支、独Ifo景況感指数、米アップル決算など
1月28日(火):企業向けサービス価格、英10-12月GDP、米FOMCなど
1月29日(水):FOMC政策、米フェイスブック決算など
1月30日(木):商業販売統計、独雇用統計、米10-12月GDP、米グーグル決算など
1月31日(金):鉱工業生産指数、米個人消費支出、中国春節など
2月 1日(土):中国製造業PMI(政府版)、米イエレンFRB議長就任など
2月 2日(日):タイ総選挙など《TM》

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