23日の中国本土市場概況:3日ぶりに反落、製造業PMIの低下で利益確定売りに

2014年1月23日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 23日の中国本土市場概況:3日ぶりに反落、製造業PMIの低下で利益確定売りに

23日の中国本土市場は反落。上海総合指数は前日比9.57ポイント安(-0.47%)の2042.18、深セン成分指数は同31.98ポイント安(-0.41%)の7788.47で取引を終えた。後半に前日の終値近辺まで回復する場面もあったが、その後は再び下げ幅を拡大させた。

前日の大幅上昇に加え、HSBCが発表した1月の中国製造業購買担当者指数(PMI、速報値)が市場予想に反して好不況の分れ目となる50を下回ったことが警戒され、幅広い銘柄に利益確定売りが広がった。また、明日24日に200社超がハイテク企業向け店頭株式市場「新三板」に上場する予定となり、需給懸念が依然として解消されていないもようだ。

一方、指数の下値は限定的。中国人民銀行(中央銀行)が今週21日に続き、今日23日も総額1200億元(約2兆760億円)の買いオペを実施したことが旧正月連休までの流動性不足懸念を後退させた。また、一連の金融改革に対する期待が高まっていることも支援材料となった。

セクター別では、金融や不動産などが下げを主導した。不動産セクターに向けた貸出資産の悪化懸念などが圧迫材料。また、石炭や鉄鋼など資源関連も売られた。業界の先見通しにネガティブな見方が優勢になっていることが売り手がかりとなった。

半面、電力関連が高い。石炭価格の大幅下落に伴う業績改善が支援材料となった。また、メディアや旅行、航空など旧正月連休特需セクターも大幅に続伸。ほかに、3月から「一人っ子政策」が各地で緩和されるとの見通しも引き続きベビー用品などの買い材料となった。《KO》

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