(中国)テンセントとアリババの競争拡大、タクシー配車アプリでも火花

2014年1月22日 11:54

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:54JST (中国)テンセントとアリババの競争拡大、タクシー配車アプリでも火花
中国を代表するインターネット企業であるテンセントとアリババ・グループが、一段と競争を拡大させている。先ごろはアリババがモバイルゲームへの参入を発表し、テンセントへの対抗心を露わにしたばかりだが、今度はテンセントがタクシー配車アプリへの出資を発表。これを受けたアリババは、類似アプリの利用による割引サービスを打ち出した。

テンセントは今月8日、タクシー配車アプリ「ディディ打車」に出資することを明らかにした。テンセントのチャットアプリ「微信(ウィーチャット)」の登録ユーザーは、「ディディ打車」の利用時にテンセントの決済サービスを使用することが可能となる。同10日には、微信を通じた決済でタクシー料金10元(約170円)を割引するサービスを開始した。

アリババもこれに対抗する形で、今月20日から傘下の「快的打車」の利用者に対し、10元の割引サービスをスタートさせている。割引サービスの利用は、「ディディ打車」が1日当たり最高3回、「快的打車」が同2回となっている。

中国のタクシー配車アプリ市場では、「快的打車」と「ディディ打車」がシェアを二分している。調査会社の易観国際によれば、昨年7-9月期の市場シェアは「快的打車」が41.8%、「ディディ打車」が39.2%。これに対して3位の「揺揺招車」はシェア9%にとどまっている。《NT》

関連記事