後場に注目すべき3つのポイント~省エネ支援関連での値幅取りが継続

2014年1月20日 12:22

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記事提供元:フィスコ


*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~省エネ支援関連での値幅取りが継続

20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・個人主体による中小型株物色などは根強い
・ドル・円は104円01銭付近、中国経済の堅実な成長を意識した円売りも
・FESCO<9514>や省電舎<1711>など省エネ支援関連での値幅取りが継続

■個人主体による中小型株物色などは根強い

日経平均は続落。97.67円安の15636.79円(出来高概算12億3000万株)で前場の取引を終えた。17日の米国市場がまちまちだったほか、円相場は1ドル103円台後半、1ユーロ140円80銭辺りと円高に振れていることもあり、売り先行の展開となった。もっともファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、京セラ<6971>、住友不<8830>、TDK<6762>、日揮<1963>、ファナック<6954>などの下げの影響が大きい。

規模別指数では大型、中型株指数がマイナスで推移しているが、小型株指数はプラス圏で推移。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。また、東証2部指数、ジャスダック平均、マザーズ指数はプラスで推移しており、個人主体による中小型株物色などは根強いようである。また、投信設定などもあり、需給面での下支えとみられる。セクターでは、任天堂<7974>の下方修正の影響から、その他製品が下落率トップ。精密や不動産、ゴム、空運、保険、石油石炭、パルプ紙、陸運、電気機器などが弱い。一方、鉄鋼、鉱業、海運、その他金融などがしっかり。

注目された中国10-12月GDPは前年比7.7%増と、市場予想(7.6%増)を若干上回った。ファナック<6954>は下げ幅を縮める局面をみせており、プラスレンジを回復できるかが注目されるところ。また、ソフトバンク<9984>は25日線レベルでの攻防をみせている。寄り付き直後に大きく下押す格好だったが、その後はじりじりと下げ幅を縮めてきている。

今晩の米国市場はキング牧師の誕生日の祝日で休場となるため、海外勢のフローは限られるとみられる。売り仕掛け的な動きについても、短期筋の買い戻しが入りやすいだろう。方向感が掴みづらい需給状況ではあるが、短期的に傾いた需給の反動も速いとみられる。まずは、指数インパクトの大きい、ファナック、ソフトバンク辺りの出直りを見極めたいところか。

■ドル・円は104円01銭付近、中国経済の堅実な成長を意識した円売りも

ドル・円は104円01銭付近で推移。ドル・円は一時103円87銭まで下げたが、日経平均株価の下げ幅縮小や中国10-12月期GDPが前年比+7.7%で市場予想の+7.6%をやや上回ったことを受けて、ドル・円は下げ渋る展開。同時に発表された中国12月鉱工業生産は前年比+9.7%で市場予想をやや下回ったが、中国経済の順調な拡大が確認されたことでリスク選好的な円売りが多少増えている。

12時20分時点のドル・円は104円01銭、ユーロ・円は140円71銭、ポンド・円は170円70銭、豪ドル・円は91円42銭付近で推移。上海総合指数は、1997.14(前日比-0.39)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・今晩の米国市場休場で手掛けづらさ、名護市長選の結果を嫌気する動きも
・FESCO<9514>や省電舎<1711>など省エネ支援関連での値幅取りが継続
・後場も個人主体の中小型株物色が中心、為替動向を注視へ

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

13:30 11月鉱工業生産指数確報(速報値:前月比+0.1%)
16:00 菅官房長官、定例記者会見


<海外>

16:00 独・12月生産者物価指数(前月比予想:0.0%、11月:-0.1%)《KO》

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