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NY株式:ダウは64ドル安、主要企業の決算が冴えず
記事提供元:フィスコ
*07:00JST NY株式:ダウは64ドル安、主要企業の決算が冴えず
16日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は64.93ドル安の16417.01、ナスダックは3.81ポイント高の4218.69で取引を終了した。主要企業の冴えない決算や予想を下回る12月住宅市場指数が嫌気され、売りが先行。1月フィラデルフィア連銀景況指数は予想を上振れたものの、連銀による更なる量的緩和の縮小への警戒感から終日上値の重い展開となった。セクター別では、公益事業や医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方、運輸や各種金融が下落した。
銀行大手のシティグループ(C)は決算が予想を下回り下落。化粧品販売のニュースキン(NUS)は、マルチ商法の指摘で中国当局が調査に乗り出したことが明らかとなり急落。家電小売のベストバイ(BBY)は、年末商戦が不振だったことが明らかとなり大幅下落となった。一方で、アルミニウムのアルコア(AA)は一部製造施設の閉鎖を発表して上昇。資産運用のブラックロック(BLK)は決算が予想を上回ったほか、増配を発表して堅調推移となった。
マーケット終了後に半導体のインテル(INTC)と決済ネットワークのアメリカン・エキスプレス(AXP)が発表した決算は、一株利益がアナリスト予想を下回り、両社とも時間外取引で下落して推移している。
(Horiko Capital Management LLC)《KO》
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