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中小型株での値幅取りに向かいやすい【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*16:06JST 中小型株での値幅取りに向かいやすい【クロージング】
16日の日経平均は下落し、61.53円安の15747.20円(出来高概算31億5000万株)で取引を終えた。15日の米株高や為替の円安を手掛かりに買い先行で始まり、一時15941.08円まで上げ幅を拡大する局面もみられた。しかし、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>が大幅な下げで上値の重しとなったほか、ファナック<6954>が下げに転じ、ソフトバンク<9984>が上げ幅を縮めるなか、日経平均は引けにかけて弱含みとなった。
東証1部の騰落銘柄は値上がり、値下がりが拮抗。規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに小幅な下げとなった。業種別も空運、金属、石油・石炭、電力・ガス、鉱業、鉄鋼、輸送用機器などがしっかりな半面、その他金融、パルプ紙、倉庫運輸、その他製品、不動産、サービス、銀行などが冴えないなど、まちまちの動きだった。
指数インパクトの大きい銘柄の影響が大きく、結局は先物主導によるインデックス売買の影響を受けた格好である。明日は週末要因から短期的な売買になりやすいほか、米国が週明け20日がキング牧師の誕生日で3連休となるため、商いが膨らみづらいなかを、先物主導による仕掛け的な売買の影響を受けやすくなりそうだ。そのため、決算を手掛かりとした個別対応のほか、中小型株での値幅取りに向かいやすいだろう。《KO》
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