西武HDが決議取消請求訴訟を抱える中で、再上場を申請へ

2014年1月15日 17:43

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【1月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】西武HD(埼玉県所沢市)が再上場する方針であることがさくらフィナンシャルニュースの取材で、15日わかった。今日にも東京証券取引所に申請する。

 同社を巡っては、去年の株主総会で筆頭株主のサーベラスと経営陣が激突し、株主提案が行われるなどした。同総会では、筆頭株主の米投資会社サーベラスが五味広文元金融庁長官や同社幹部のダン・クエール元米副大統領ら8人の取締役選任などを提案していたが、すべて否決され、会社側の提案していた取締役選任議案などを可決して終了している。

 なお小城武彦氏の取締役選任を取り消すことを求める株主総会決議取消訴訟の第2回口頭弁論が、15日10時から東京地裁民事8部で開催されていた(事件番号は平成25年(ワ)第25152号 株主総会決議取消請求事件。担当裁判官は鈴木謙也判事)。【了】

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