日産、「エルグランド」をビッグマイナーチェンジ

　日産自動車は15日、ミニバン「エルグランド」をビッグマイナーチェンジし、1月20日に発売すると発表した。エクステリアのデザインを一新したほか、荷室の使い勝手を向上させている。

　同社によると、「エルグランド」は、安定した走行性能と、「MOD（移動物検知）」機能を搭載した「アラウンドビューモニター」や「踏み間違い衝突防止アシスト（駐車枠検知機能付）」の採用による高い安全性などが、利用者から好評を受けてきた。

　エクステリアは、「250XG」を除く全グレードで、ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパーのデザインを一新。フロントグリルは大型化し、全周をクロームメッキで囲むことで押し出し感と高級感を高めたほか、シグネチャーLEDポジションランプを配して“目ヂカラ”を強調した新デザインのヘッドランプと組み合わせ、存在感と高級感を表現した。

　ボディカラーは、長い時間をかけて熟成した琥珀をイメージするストロングカラーとし、「エルグランド」の存在感を表現する新色「インペリアルアンバー」を含む全5色を設定した。

　荷室は、3列目シートに前方向240mmのスライド機能を追加した。これによって、3列目シートに人が座っていても後部ラゲッジ長を拡大できるようになり、使い勝手を向上させた。ゴルフバッグ6個が積載できるほか、A型ベビーカー、段ボール箱やビールケースなど、様々なものを大量に積載できるという。

　また、後部のラゲッジボードの高さを床面に合わせて下げることで、ラゲッジボードの追加操作をせずに積載スペースを拡大した。

　価格は、340万7,250円～547万2,600円。