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(中国)北京と東京の最低賃金は7年後に逆転か、2013年の賃上げペースは18%に
記事提供元:フィスコ
*12:17JST (中国)北京と東京の最低賃金は7年後に逆転か、2013年の賃上げペースは18%に
統計によると、2013年に最低賃金を調整した地区は26省市に上り、平均の賃上げペースは18%に達したという。月給ベースでは、上海市の最低月給が1620元(約2万8000円)とトップに浮上。時給ベースでは、北京市と新疆ウイグル自治区が15.2元と最上位に並んだ。
北京市の最低時給は日本円に換算すると約265円となり、東京都の869円との格差は前年の5倍弱から3倍強に縮小した。元高の進行に加え、中国の最低賃金が年2ケタの上昇を維持したことが格差を急速に縮小させている。また、中国の賃上げペースが今後も年18%を維持し、現水準の為替レートでは、7年後の北京の最低時給は東京に追いつくと試算されている。さらに、人民元の上昇確率が高いことに加え、東京の賃上げペースがほぼ横ばいで推移しているため、実際の格差縮小が予想より速いペースで進行する可能性があるとみられている。《ZN》
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