「NY為替」米12月小売売上高/輸入物価、ドル買い

2014年1月14日 23:00

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記事提供元:フィスコ


*23:00JST 「NY為替」米12月小売売上高/輸入物価、ドル買い
外為市場では米国の小売売上高を好感したドル買いが優勢となった。ドル・円は、
103円55銭から103円80銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・ドルは、1.3672ドルか
ら1.3659ドルへ反落した。

米国12月小売売上高は前月比+0.2%と、11月の+0.4%から伸びが鈍化したものの市場
予想の+0.1%は上回った。11月分は+0.7%から+0.4%へ下方修正された。
また、変動の激しい自動車を除いた小売売上高は前月比+0.7%と、市場予想の+0.4%
を上回り13年2月以来で最大の伸びとなった。

同時刻に発表された米国の12月輸入物価指数は前月比横ばいと3カ月ぶりにマイナス
から改善。市場予想の+0.4%は下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の見通し通り
インフレが低水準で推移している証拠となった。

【経済指標】
・米・12月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.1%、11月:+0.4%←+0.7%)
・米・12月小売売上高(自動車除く):前月比+0.7%(予想:+0.4%、11月:+0.1%
←+0.4%)
・米・12月輸入物価:前月比0.0%(予想:+0.4%、11月:-0.9%←-0.6%)《KK》

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