日経平均は大幅反落、外部環境の悪化を受けて主力株中心に全面安

2014年1月14日 15:09

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記事提供元:フィスコ


*15:09JST 日経平均は大幅反落、外部環境の悪化を受けて主力株中心に全面安
日経平均は大幅反落。先週末の米雇用統計を背景とした海外株安や急速な円高進行など、外部環境の悪化を背景に換金売り優勢の展開となった。とりわけ、昨年末にかけて上昇が目立っていたコア銘柄に利益確定売りが膨らみ全面安へ。

大引けの日経平均は前日比489.66円安の15422.40円となった。東証1部の売買高は30億1763万株、売買代金は2兆8619億円。業種別では、証券や保険、その他金融、電気・ガス、その他製品、海運、不動産、機械、ゴム製品、精密機械、輸送用機器などの下落が目立ち、全セクターが下落した。

個別では、円高進行が嫌気されトヨタ自<7203>やホンダ<7267>、マツダ<7261>など自動車株が軟調。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクもさえない動き。その他、商船三井<9104>や川崎汽<9107>など、海運株の下落が目立った。一方、大型の受注報道が伝わった日揮<1963>が堅調。また、先週末の好決算を受けて、ディップ<2379>やコスモス薬品<3349>が買い優勢となった。《OY》

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