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ギャップ・アップ(ダウン)の動きが現れやすい【クロージング】
記事提供元:フィスコ
*15:59JST ギャップ・アップ(ダウン)の動きが現れやすい【クロージング】
10日の日経平均は小幅反発となり、31.73円高の15912.06円(出来高概算32億6000万株)で取引を終えた。波乱のSQから日経平均は15800円を割り込んで始まったが、大引けにかけて買い戻しの流れが強まったようである。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占める状況が続いていたが、大引けでは若干ながら値上がり数が上回っていた。
指数インパクトの大きいところでは、予想を上回る決算を手掛かりにファーストリテ<9983>が終日堅調となり、日経平均を支えていた。ソフトバンク<9984>、大日住薬<4506>などが堅調。一方、ファナック<6954>が終日軟調だったほか、住友不<8830>、三菱地所<8802>など不動産の一角が軟調だった。
来週は米雇用統計の結果を受けた米国市場の影響を受けてから始まることになるが、JPモルガンやゴールドマン・サックスなどの決算発表が予定されている。決算の影響を見極めながらの相場展開になるため、シカゴ先物にサヤ寄せする格好でのギャップ・アップ(ダウン)の動きが現れやすいだろう。次第に様子見ムードが高まりやすく、決算を手掛かりにした個別対応になりそうだ。《KO》
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