米国2013年12月の雇用統計、2012年のトラウマ

2014年1月10日 13:40

印刷

記事提供元:フィスコ


*13:40JST 米国2013年12月の雇用統計、2012年のトラウマ
米国12月の雇用統計の予想は、失業率が7.0%(11月7.0%)、非農業部門雇用者数は前月比+19.7万人(11月+20.3万人:最高+25.0万人、最低+10.0万人)となっている。


最高予想は、米国12月の雇用関連指標が、7つ改善、2つ悪化を反映したものであり、最低予想は、調査対象週(12月12日)の悪天候を警戒したものである。


2010年1月から2013年11月までの47ヶ月間の雇用統計では、雇用関連指標の悪化が2つ以下の場合は8回だったが、雇用統計が改善していたのは4回、悪化していたのは4回であり、依然として予断を許せない状況となっている。


2012年12月の雇用統計は、雇用関連指標の悪化は1つだけだったが、失業率は予想の7.7%を上回る7.8%、非農業部門雇用者数は+15.5万人となり、11月分が+14.6万人から+16.1万人へ上方修正されたことで、前月の増加分を下回る結果となった。《MY》

関連記事