前場に注目すべき3つのポイント~引き続き先物を注視、ソニーの動向に注目

2014年1月9日 08:23

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記事提供元:フィスコ


*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続き先物を注視、ソニーの動向に注目

9日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均は16000円処での底固めか
■外資系証券の注文動向:差し引き860万株の買い越し
■前場の注目材料:ソニー<6758>がクラウド利用のゲームサービスを今夏開始へ

■日経平均は16000円処での底固めか

☆日経225想定レンジ:上限16080円-下限15980円

9日の東京市場は、8日の大幅反発に対する利益確定の流れが先行しそうだ。8日の米国市場はADP雇用報告が予想を上回ったものの、連邦公開市場委員会(FOMC)議事録内容を受けて利益確定の売りが広がった。10日の米雇用統計の結果を見極めたいとのムードもあり、主力大型株などは手掛けづらくなる。シカゴ日経225先物清算値は大証比95円安の16015円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好になろう。

また、大引けには指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>の決算が予定されている。明日のオプションSQへの影響も意識されやすく、強弱感が対立することが考えられる。ただし、先物市場では大発会にみられた欧州系からの大量売りが一巡し、8日に買い越しへ転じていた。先物の動向に振らされやすいなか、欧州系の売りが一服となれば、日経平均は16000円処での底固めから、リバウンドが強まる可能性もありそうだ。

物色の流れとしては個別対応が予想される。小売企業などの決算が本格化しているほか、米国についても来週から決算発表が本格化してくる。業績を手掛かりにした物色が中心になりそうである。キヤノン<7751>は13年12月期営業益が従来予想を下回るとの観測が報じられており、嫌気売りが警戒される。一方、ソニー<6758>は米国でクラウドコンピューティングを利用した新ゲームサービス「プレイステーション(PS)ナウ」を今夏開始すると発表しており、注目されよう。

■外資系証券の注文動向:差し引き860万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1320万株、買い2180万株、差し引き860万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月27日(金):60万株の買い越し
12月30日(月):470万株の買い越し
1月6日(月):1370万株の買い越し
1月7日(火):120万株の買い越し
1月8日(水):1250万株の買い越し

■前場の注目材料

・日経平均は16000円処での底固めか、先物動向を引き続き注視する展開
・ソニー<6758>がクラウド利用のゲームサービスを今夏開始へ
・キヤノン<7751>の13年12月期営業利益は従来予想を下振れとの観測

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

09:30 豪・11月小売売上高(前月比予想:+0.4%、10月:+0.5%)
09:30 豪・11月住宅建設許可件数(前月比予想:-1.0%、10月:-1.8%)
10:00 韓国中央銀行が政策金利発表(2.50%で現状維持の予想)
10:30 中国・12月消費者物価指数(前年比予想:+2.7%、11月:+3.0%)
10:30 中国・12月生産者物価指数(前年比予想:-1.3%、11月:-1.4%)《KO》

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