8日の香港市場概況:続伸も23000回復ならず、本土株のさえない動きが上値抑制

2014年1月8日 17:35

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記事提供元:フィスコ


*17:35JST 8日の香港市場概況:続伸も23000回復ならず、本土株のさえない動きが上値抑制

8日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続伸となり、前日比283.81ポイント高(+1.25%)の22996.59で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同93.70ポイント高(+0.92%)の10329.82、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同77.07ポイント高(+1.77%)の4423.53だった。

前日の欧米株高や香港株の出遅れ感が買い戻しの手掛かりとなった。ただ、新規株式公開(IPO)再開などで中国本土市場が不安定な値動きを見せる中、一段と買い進む動きは限定的。ハンセン指数は3営業日ぶりに23000台を回復する場面もあったが、終値ではこの水準を維持できなかった。9-10日に中国の消費者物価指数(CPI)や貿易統計、米雇用統計の発表を控えていることも、投資家の様子見姿勢を強めた。

ハンセン指数の構成銘柄では、百麗国際(01880/HK)が12.94%高と急伸。バークレイズ・キャピタルなど外資系証券の強気評価に加え、既存店売上高の鈍化に底打ち感が見られたことが買い手掛かりとなった。このほか、足元で下落の続いていた本土系銀行株も買い戻され、中国建設銀行(00939/HK)が1.44%上昇した。

また、テンセント(00700/HK)が1.52%値上がり。JPモルガン・チェースは目標株価を580HKドルに上方修正。これは主要外資系証券で最も強気な設定だという。半面、中国石油化工(00386/HK)が1.17%下落。米寒波による影響で原油相場の上昇観測が強まる中、主力の川下事業のコスト増大が警戒された。

ハンセン銘柄以外では、ネットドラゴン(00777/HK)などオンラインゲーム関連に買いが集中。電子商取引大手のアリババ・グループが、モバイルゲーム市場への参入を発表したことが材料視された。一方、スカイワース(00751/HK)は2.89%下落。発表した月次統計で、12月のテレビ販売台数が5カ月連続でのマイナスとなった。《KO》

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