7日の香港市場概況:3日ぶり反発、値ごろ感から買い戻しも上値は重い

2014年1月7日 17:34

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記事提供元:フィスコ


*17:34JST 7日の香港市場概況:3日ぶり反発、値ごろ感から買い戻しも上値は重い

7日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3日ぶり反発となり、前日比28.63ポイント高(+0.13%)の22712.78で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同54.43ポイント安(-0.53%)の10236.12、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同39.74ポイント安(-0.91%)の4346.46だった。

ハンセン指数は総じてプラス圏での堅調な値動きに。前日の米国株安を受けて朝方は売り優勢となる場面もあったが、下値は限定的だった。香港株は足元で大きく売られており、値ごろ感からの買い戻しが入った。この日の中国本土市場が下げ渋ったことも、投資家心理を支えたもよう。とはいえ、明日8日の貿易統計など、中国の主要経済指標の発表を前に手控えムードが強く、上値の重さも目立った。

ハンセン指数の構成銘柄では、利豊(00494/HK)が9.55%高。同社はこのほど、3月に発表予定の中期経営計画について、サプライヤー支援の強化による経営効率の向上などを盛り込む方針を示した。このほか、銀河娯楽(00027/HK)が5.66%上昇するなど、カジノセクターが高い。マカオのカジノ業界は今年も好調が続くと期待されている。

半面、本土系銀行株が安い。中国建設銀行(00939/HK)が0.54%安、中国工商銀行(01398/HK)が0.20%安で引けた。中国国務院(内閣に相当)がシャドーバンク規制の強化を通達したとの報道が引き続き弱気材料となった。また、中国神華能源(01088/HK)や中国海洋石油(00883/HK)といった資源株が売られた。

ハンセン銘柄以外では、中国中鉄(00390/HK)が0.80%値下がり。総裁の急逝を受けた財務不安に関する報道を否定したものの、買い戻す動きは限定的だった。一方、ダフネ(00210/HK)が13.99%高と急伸。野村による投資判断が材料視されたほか、株価の出遅れ感からアパレル・シューズ関連全般に買い戻しが広がった。《KO》

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