マツダ、メキシコ新工場で量産開始 米欧向け生産体制を強化

2014年1月7日 13:37

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マツダが量産を開始したメキシコ合衆国グアナファト州サラマンカ市に位置する新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation」の外観(写真提供:マツダ)

マツダが量産を開始したメキシコ合衆国グアナファト州サラマンカ市に位置する新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation」の外観(写真提供:マツダ)[写真拡大]

  • マツダが量産を開始したメキシコ合衆国グアナファト州サラマンカ市に位置する新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation」の全景(写真提供:マツダ)

 マツダは7日、メキシコ合衆国グアナファト州サラマンカ市に建設した新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation」での量産を開始したと発表した。米国・欧州向け車両を量産するほか、生産車種を拡大するという。

 同社によると、量産モデル第1号車は、米国向け「Mazda3」(日本名:「マツダ アクセラ」)のセダン。今後、「Mazda3」に加えて米国・欧州向け車両を量産するとともに、「Mazda2」(日本名:「マツダ デミオ」)など生産車種を拡大し、メキシコでの生産体制を強化していくという。

 マツダは、2005年にメキシコ市場参入し、これまでに累計約18万台を販売した。2013年は過去最高の約3.3万台を販売している。

 今回の量産開始にあたり、江川恵司・常務執行役員は、「量産開始により、日本と同レベルの高いクオリティを持つ車両をグローバルに供給できる生産体制が構築された」とコメントしている。

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