6日の中国本土市場概況:大幅続落、需給懸念などで約5カ月ぶりの安値更新

2014年1月6日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST 6日の中国本土市場概況:大幅続落、需給懸念などで約5カ月ぶりの安値更新

6日の中国本土市場は大幅続落。上海総合指数は前営業日比37.43ポイント安(-1.80%)の2045.71、深セン成分指数は同209.87ポイント安(-2.61%)の7818.46で取引を終えた。上海市場はこの日、終値ベースで2013年8月8日以来の安値を更新した。

小幅安で寄り付いた後はじりじりと下げ幅を拡大させ、大引けまで安値圏でもみ合った。1年以上停止している新規株式公開(IPO)が近く再開されるとの観測が需給懸念を強めた。当局が相次いでIPO申請を承認したほか、来週に18社が公募を行うとの報道が警戒された。また、年始に発表された経済指標が総じて軟調だったことも圧迫材料。中国紙の『第一財経日報』がまとめた調査では、昨年10-12月期の成長率が7.6%に鈍化すると予測された。

このほか、シャドーバンキング(影の銀行)問題が再びクローズアップされたことなども金融や不動産関連の売り材料となった。中国メディアはこのほど、国務院(日本の内閣に相当)が昨年末に「影の銀行に関する管理強化問題」という通達書を政府部門宛に送付したと報じた。ここでは、影の銀行の定義や業務規制、管理方法などが明記されたもよう。

一方、LED関連が前半に大幅上昇。40ワットと60ワットの白熱電球が1月1日から米市場で販売停止になったとの報道が、LEDの需要増加観測を高めた。米国のほか、韓国やタイ、フィリピンなどアジアの国も相次いで白熱電球の販売を停止する計画。《KO》

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