関連記事
ソーバル 3Q累計決算は増収増益、RFID事業が好調
*09:36JST ソーバル---3Q累計決算は増収増益、RFID事業が好調
ファームウェア開発のソーバル<2186>は12月27日、第3四半期累計(2013年3-11月期)の決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比0.6%増の49.21億円、営業利益が同6.3%増の4.28億円、経常利益が同5.5%増の4.32億円、純利益が同9.8%増の2.47億円と増収増益となった。
売上高については、エンジリアリング事業でややセグメント減収となったものの、その他事業では、RFID(無線ICタグ)事業において電波法改正による機器の置き換えの進捗が順調で、前年同期比96.8%の大幅なセグメント増収となった。利益面に関しては、間接部門の再編を実施し、より効率的な作業を行う事でのコスト低減や、システム部門との連携を深めることによる無駄の削減へ向けた取り組みが奏功した。
期末に向けて、引き続き技術者の技術・知識の向上を推進するとともに、さらなる営業活動を行い受注獲得を目指す。一方、そのための人材育成、特にプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダー、並びに人材採用等に関する先行投資のための各種施策を積極的に実施していく。
2014年2月期の通期業績は4月に発表した期初計画を据え置き、売上高が前期比4.1%増の67.00億円、営業利益が同7.2%増の4.90億円、経常利益が同5.6%増の4.90億円、純利益が同7.3%増の2.65億円としている。通期業績計画に対する第3四半期末時点の営業利益の進捗率は87.3%となっている。
同社は、ファームウェアの開発受託を主力業務にする、同分野で唯一の上場企業である。サービスは特定派遣形態と業務請負形態で提供している。近年は業務系やウェブ系のソフト開発にも力を入れ、事業領域を拡大している。《FA》
スポンサードリンク

